Q. 見積もりの種類があるんですけど、どうちがうんですか?

ブームとともに、生活情報雑誌にも「リフォーム」の文字が氾濫するようになりました。
雑誌の内容はいかにリフォームするとキレイで快適な生活が送れるかという目に見て楽しいものと、 悪意のある業者の例や被害にあわないための防止策といったもののオンパレードですが、 そもそも雑誌に載っていることが「一般論」と捉えることは少し危険です。

上記の質問にある「見積もりの種類」というのは、おそらく「詳細見積もり」と「一式見積もり」のことを指していると思われます。

響きでは詳細に見積もりを見せてもらった方が安心なような気がしますが、行う面積が広ければ実際には業者の利益率が上がっている場合もあります。
「一式見積もり」といわれると全体が不透明なのではないか、職人さんの日当は判断しにくいのでふっかけられるんじゃないかと思われがちですが、 材料費+日当代で計算した方が安くなる場合もあります。
「一式」「詳細」のイメージから捉えるものではなく、どんな材料で工事の範囲はどこなのかが見積もり、または図面等ではっきり示されているかどうかです。

「詳細がよい・一式がわるい」といった事ではなく、 材料+職人さん日当+工法+工事範囲をはっきりさない見積もりを提示する業者にあたった場合は問題が起きるケースがあるというのが正解です。
不透明な見積もりを提出する業者に対しては、納得するまで説明を受けるようにすることが問題を回避する自己防衛策になります。
皆さんも十分な説明を聞くようにしてくださいね。