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最小着火エネルギ− (Minimum Ignition Energy)
塗装知識重要度 : 高
空気、または酸素と粉体塗料や、溶剤塗料との混合物が着火するのに必要な最小エネルギー。
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最低霧化圧力 (Minimum Atomizing Fluid Pressure)
塗装知識重要度 : 高
塗料をエアレス霧化するとき、その塗料を良好な霧化をするための最低の圧力をいう。
測定位置 : ガンのホース接続部。
霧化圧力は、塗料の種類、粘度によって大きく異なる。
同義語 : ガン前最低液圧力
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サイディング
塗装知識重要度 :
窯業系(ようぎょうけい)と金属系の外装材がある。
板を貼り付けて施工する。モルタル壁よりも施工作業が早い。
断熱効果があるため、北陸より北では多い。
建物の外壁に使用する、耐水・耐天候性に富んだ板。下見板。
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砂骨ローラー(さこつ−)
塗装知識重要度 :
ポリウレタン樹脂発泡体を円筒状にして芯筒に接着、回転軸を持ったハンドルを装着し、発泡体に塗料、
塗材を含ませ、被塗面を転がす。
この場合、発泡体のある薄膜を処理して骨だけの構造にすれば、多量の塗材が含まれ、
圧膜の細かいラウンドのある塗付膜が形成されることになる。
従って、厚膜塗装仕上げに使用される。
例えば、住宅・都市整備公団・マスチック塗材工法(工法特許)でのマスチックローラーが代表的なもので、
特許に謂う多孔質ローラーがこの仲間である。
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作動圧力 (Operation Pressure)
塗装知識重要度 :
(1) 自動スプレーガン、ポンプなど空気駆動機器を作動させるための空気の圧力をいう。
(2) コンプレッサーでは、アンローダー・圧力スイッチなどの圧力制御装置が作動する圧力をいう。
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サンディング (Sanding)
塗装知識重要度 :
サンドペーパーやサンダーなどで塗装面の汚れを取り、平滑にすること。
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シート防水(−ぼうすい)
塗装知識重要度 :
合成ゴムや合成樹脂を原料に積層成形した合成高分子シートを、接着剤を用いて貼りつけ防水する。
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シーラー
塗装知識重要度 :
塗装面の下塗りとして塗る塗料。元の下地と新しい塗料との密着性を高める。
また、アク止め、ヤニ止めなどの効果もあります。
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シーリング材(−ざい)
塗装知識重要度 :
各種の接合部またはひび割れなどの水密・気密を保持するための充填材。
弾性シーリング材を弾性シーラントあるいは単にシーラント(sealant)と称することもあるが、
わが国ではシーリング材に統一。
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JIS
塗装知識重要度 :
工業標準化法に基づいて、鉱工業品についてその品質を定め、
これを調査会の議決をもって指定商品化し、通産大臣の許可を受けて表示される。
品質管理と品質の安定がその主たる目的。
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自然塗料
塗装知識重要度 :
植物樹脂や植物油を使った天然素材をバインダー成分にした塗料、
主に木部用途に使われており、DIYを中心に日本でも広まってきた。
中には揮発性有機化合物を溶剤として、かなり含有したものも自然塗料として販売されているので注意が必要。
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下地調整(したじちょうせい)
塗装知識重要度 :
下地の乾燥、汚れ、付着物の除去、穴埋め、吸い込み止めやアルカリ止めなどのためにシーラーを塗るなど、
施工に適するよう下地をあらかじめ整えることをいう。
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下地補修(したじほしゅう)
塗装知識重要度 :
施工するに当たり、素地面の補修工事で、凹凸や亀裂、欠損、目違い、ピンホールや豆板などを削ったり、埋めたりする作業。
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地鎮祭(ジチンサイ)
塗装知識重要度 :
基礎工事に着手する前、その土地の神を祀って工事の無事を祈願するためとりおこなうなる祭式。
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シックハウス
塗装知識重要度 :
近年、室内空気汚染、シックハウス症候、化学物質過敏症などいろいろな名称で言われていますが、
居住者が、建物が原因でのめまい、吐き気、頭痛、平衡感覚の失調や呼吸器疾患などいろいろな症状、
体の不調を感じる事が大きな問題となりつつあります。
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CPティーチング (Continuous Path Teaching)
塗装知識重要度 : 高
ロボットのマニプュレーターを連続的に移動させて、動作を「線」で記憶させるティーチング方式。
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弱溶剤
塗装知識重要度 :
明確な定義は無い。
脂肪族炭化水素系有機溶剤(ミネラルスピリットなど)を主成分とする混合溶剤。
一般的には臭気がマイルドで人体への有害性は小さい。
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JASS
塗装知識重要度 :
建築工事の仕様の標準化を目指し、日本建築学会で工事別に分類して定めた仕様。
我が国における権威ある標準仕様として、建設省を始めとする諸官公庁、および民間の設計、建築会社がこれを採用している。
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臭気物質
塗装知識重要度 :
臭い物質は約40万あるといわれている。
代表的なものは硫化物、窒素化合物などがある。
アルデヒド類などは微量でも不快な臭気を放つ。
悪臭防止法ではアンモニア、硫化水素など22物質を特定悪臭物質として指定。
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昇降リフト (Lift, Elevator)
塗装知識重要度 :
搬送させている製品をリフトにより上下させ、任意のレベルで別の工程に移動させる装置。
また高い場所の被塗物を塗装するとき塗装者が乗る上下動式塗装作業台のこともいう。
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使用空気圧力 (Operating Air Pressure)
塗装知識重要度 :
塗料の霧化、塗装機械の運転、作動などに使われる空気圧力をいう。
同義語 : 作動空気圧力
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仕様書(しようしょ)
塗装知識重要度 :
工事の内容を詳細に規定した文書。
仕様材料、施工方法など、工事施工に際し履行すべき技術的要求を示す。
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上棟(ジョウトウ)
塗装知識重要度 :
棟上(ムネアゲ)、建ちまいともいいます。柱、梁を組み立てた上に棟木(屋根の最も高い位置を支える柱)を上げること。
最近は、クレーンを使うようになりました。
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指触乾燥(ししょくかんそう)
塗装知識重要度 :
塗膜を手で触れて流動性を感じなくなることを指触乾燥と言います。
塗膜に触った場合、ねちゃねちゃしていたり(粘着性がある)、指紋はつくけれども、表面は乾いている状態ですね。
この場合は、刷毛塗りやローラー塗装では上塗り塗装をしてはいけません。
スプレー塗装は可能です。
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シンクロ運転 (Synchronized Operation)
塗装知識重要度 : 高
単独、または複数の搬送ラインにおいて、そのラインに使用されている複数の駆動源を同一速度、
または同一周期で動作運転すること。
このうち、1本の搬送ラインに複数の駆動源を有する運転方式をマルチ運転という。
同義語 : 同期運転
類似語 : 同調運転
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自動移載装置 (Automatic Transfer Unit)
塗装知識重要度 : 高
コンベヤで搬送する製品を、別のコンベヤに自動的に載せ換える装置。
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自動塗装機 (Automatic Coating Equipment)
塗装知識重要度 : 高
自動塗装機には、(1) 手持式塗装機に対して自動式塗装機(通常の「ガン」の部分)を指す場合と、
(2) レシプロレーターや回転装置を含んだ塗装の自動機械やカーテンフローコーター、ロールコーターなどを指す場合とがある。
ただし、自動静電塗装機とは、一般に自動式塗装機を指す。
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自動塗装システム (Automatic Coating System)
塗装知識重要度 : 高
複数台の自動塗装機(装置)を相互に関連づけて塗装するもので、これには制御装置も含む。
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自動塗装装置 (Automatic Coating Equipment)
塗装知識重要度 : 高
1ラインにおいて、複数台のレシプロケータやロボットを使用している自動の塗装装置。
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充填密度 (Filling Bulk Density)
塗装知識重要度 : 高
排気処理装置における粒状活性炭などの単位体積当りの重量。
同義語 : かさ密度 Kg/平行メートル、g/?
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除去率 (Rejection Ratio)
塗装知識重要度 : 高
膜を通過する前後の溶質の濃度をそれぞれC1、C2とするとき、1 - C2 / C1 で表される量。
同義語 : 阻止率
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シリコーン樹脂(−じゅし)
塗装知識重要度 :
けい素(シリコン)を主成分とする合成樹脂で、接着材などの原料となる。
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浸透性厚膜エポキシ塗料
塗装知識重要度 : 高
錆面深く浸透し、錆を押さえこむ塗料。
また厚膜塗料も独特のノウハウで技術が確立されている。
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水性塗料
塗装知識重要度 :
水で薄めて使う塗料乾燥すれば強い皮膜ができます。シンナーを使わないので、環境にやさしい塗料です。
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水空比 (Liquid-Gas Ratio)
塗装知識重要度 : 高
ブース空調の加湿装置や排気処理用ベンチュリースクラバーなどの気液接触装置における空気(排気)と水の混合比率。
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数値制御ロボット (Numerically Controlled)
塗装知識重要度 : 高
ロボット動かすことなく、順序、条件、位置、およびその他の情報を数値、
言語などにより教示し、その情報に従って作業を行うロボット。JISB0134
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スキン層 (Skin Layer)
塗装知識重要度 : 高
非対象膜、および複合膜において、表面にある薄い緻密な層。
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スケール (Scale)
塗装知識重要度 :
膜による濃縮や濃度分極によって、供給水中の難溶性物質の膜表面濃度が上昇し、
溶解度を超えることによって膜の表面に析出した層。
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ストレージライン (Storage Line)
塗装知識重要度 :
コンベヤ上で搬送製品を滞留させるためのライン。
同義語 : ダンプライン、ブッファライン
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スレート
塗装知識重要度 :
屋根葺き材料などに用いるもので、天然のものは粘板岩が圧力を受けて変質したもの。
人工的には石綿スレートがある。
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生殖毒性
塗装知識重要度 : 高
人為的な特定の化合物が生物の内分泌機構をかく乱し、繁殖力の低下、
生殖障害を引き起こすといわれ様々な例が世界で報告されている。
同義語 : 環境ホルモン
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静電効果 (Electrostatic Effect)
塗装知識重要度 : 高
霧化された塗料粒子が帯電し、電界の中を電気力線に沿って被塗物に付着するが、
その際塗装機と対面していない裏面などに付着したり、跳ね返りが減少し塗着効率が向上する効果をいう。
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静電反発 (Electrostatic Repulsion)
塗装知識重要度 : 高
静電粉体塗装の場合、被塗物に塗着した粉体層内で放電現象が発生し、粉体層にクレータ状の塗装不良になる現象をいう。
この現象は、この粉体層が厚い場合やフリーイオンの多いときに発生し易い。
同義語 : 逆電離現象
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精密濾過(MF) (Microfiltration)
塗装知識重要度 : 高
0.01〜数μm程度の微粒子、および微生物を濾過によって分離すること。
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セラミック複合
塗装知識重要度 :
塗料にセラミック(陶磁器などの非金属)を混ぜることにより超低汚染を実現できます。
耐久性、防藻性なども一段と高めることができます。
また、汚れがつきにくくなります。
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全熱交換器 (Total Heat Exchanger)
塗装知識重要度 : 高
塗装ブースなどの給排気の熱交換(熱回収)に用いられる潜熱、顕熱を同時に回収できる熱交換器。
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全量濾過 (Dead End Filtration)
塗装知識重要度 : 高
運転操作方法の一つで、ポンプなどで圧送する流体の全量を濾過する方法。
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素地、下地(そじ、したじ)
塗装知識重要度 :
塗装対象の、塗装されていない被塗物素材質が露出している面を素地という。
これに対して、次の塗装の対象となる塗装面を下地という。
つまり下塗りされた面は次の中塗りの下地であり、塗り替え対象の旧塗膜面は、塗り替え仕様の下地である。
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素地調整、素地こしらえ、下地調整(そじちょうせい、そじ−、したじちょうせい)
塗装知識重要度 :
塗装のため、塗装対象素地面を塗装の仕上がり、塗膜の耐久性を配慮して整える工程をいう。
従って汚れや付着物の除去から、場合によっては吸込み止めのためのシーラー塗り(下塗り)、パテかい、パテ付け、
あるいはセメントフィラー全面地付けを含め称する。
さらにボード類での目地の処理なども入り、
素地の材質と塗装仕様の塗料の性質を結びつけ最大限効果を導き出す極めて重要な工程であるが、
ともすると軽視され、塗膜劣化異常や、耐久性の低下をきたすことになる。
もちろん面を整え面の平滑性を向上させる面の調整(塗装条件の当否にかかわる素地の条件と当然かかわる)が中心であるが、
塗膜に影響のあるアルカリ度、含水率なども忘れてはいけない条件である。
塗り替えの場合は下地調整がこれに当るが、劣化塗膜のケレンやそれによって生じる段差の修正が加わり、
また劣化度によって程度が変わる点も重要である。
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